大宮光晶の経歴と発言まとめ
経歴
・東京大学 卒業(2006年)
・株式会社ジェイスクエアード 代表取締役(2012年-)
・株式会社MAGI 代表取締役(2015年-)
大宮 光晶 - 代表取締役 - 株式会社ジェイスクエアード | LinkedIn
大宮 光晶's Wantedly Profile
Webサービスの企画について
「マスとは何か?」というのは、利用者が1000万人を超えるようなウェブサービスを作る上では避けては通れない問題ですよねぇ。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2013年2月1日
マスに受ける商品を作るには、「自分がやりたいことを優先するのではなく、人々が潜在的かつ普遍的に求めているものを、彼らの代弁者となり、見つけ出し、提供すること」(五味一男)。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2013年2月1日
個人的にもう少し付け加えると、マスに受ける商品を作るには、「個性的なものではなく普通のもので、高度なものではなく分かりやすいもので、複雑なものではなくシンプルなもので、それでいて未だ世界に存在していないものを見つけ出すこと」。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2013年2月1日
ちなみに、五味一男さんは「視聴率をWebのアクセス解析のように使ってPDCAを回す」という手法をおそらく日本で初めて実践した人で、この人の担当した番組は、初回の視聴率が悪いのに、回を重ねるごとに視聴率が上がっていくという傾向があったようです。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2013年2月1日
あと、「世の中ではどういう人が多数派なのか」っていう常識的感覚はけっこう大事だと思います。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2013年2月1日
ウェブサービス作りたがる方は、なぜか「男性、PCユーザー、ウェブリテラシー高い人」に向けてウェブサービスを作る傾向があるように見えますが、ぼくはいつも「なんでそういう少数派向けのばっかり作るんだろう」と不思議に思って見ています。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2013年2月1日
各種調査やトレンドを見ると「女性、スマートフォンユーザー、ウェブリテラシー低い人」が、今後ネット上で最大勢力となる可能性が高く(すでに半分そうなりかけていますが)、しかもそういう方々は「男性、PCユーザー、ウェブリテラシー高い人」よりもずっと金払いが良くて売上も立ちやすいです。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2013年2月1日
なので、ぼくも新しいサービスを考えるときは、「自分は少数派であり、自分がほしいものなんて少数の人しかほしがらない」と自戒しまくっています。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2013年2月1日
よい言葉なのでメモ。Problem, NOT solution. Customer, NOT technology. UX, NOT code. Distribution, NOT PR. Acq cost, NOT revenue projections.
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2013年1月11日
直訳すると、「課題であり、解決策ではない。顧客であり、技術ではない。ユーザー体験であり、コードではない。流通であり、広報ではない。獲得費用であり、売上予測ではない」
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2013年1月11日
ぼくなりに意訳すると、「解決策ありきではなく、解決すべき問題を見つけることから出発せよ。技術ではなく、顧客と市場と需要を見極めよ。 裏側のコードではなく、表側のユーザー体験を美しくせよ。広報するよりも、実際に顧客へ商品を届けろ。売上予測よりも、顧客獲得単価を計算せよ」
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2013年1月11日
仕組み化について
ちなみにぼくは、業務設計で大切なことの半分くらいを『失敗の本質』と『皇国の守護者』から学びました。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年9月16日
要約すると、仕事の目的と全体像をわかりやすく示し、余裕をもった人員数を集め、余裕をもった分担をおこない、十分な時間と知識と訓練と道具を提供し、ムダな作業を排除しつつ、作業の標準化と自動化によって負担を最小化しつつ成果を最大化し、メンバーに正当な評価と報酬を与えること。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年9月16日
そんな理想的な状況が用意できるかボケ!と言われそうですが、経営者や管理職ならばできる限りこの理想状況に近づけるよう、いろんな人に土下座しまくってカネ・ヒト・モノをかき集めるべきではないかなと思います。少なくとも、ぼくはそう思っていますし、そうしたい。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年9月16日
ちなみに、さっきのをひっくり返すと最悪の管理職になりそうな気がしますね。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年9月16日
「あーもう、いちいち説明してられっか!人が足りねえのは当然だろ!時間もねえぞ!丁寧に教えてる暇もねえ!ムダな作業だとか効率化とかグダグダうるせえ、とにかくやれ!分かんなかったら自分で考えろ、でも勝手なことはすんな!このバカ、そんな簡単に給料上がるわけねえだろ!」
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年9月16日
こんな感じですか。うわー、絶対に上司にしたくないな…。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年9月16日
戦略について
戦略戦略って何も考えずに使いまくるとアホだと思われますよ、ということですね。勉強になります。 / そんなものを戦略というのですか? http://t.co/hTLz3V4y
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年10月15日
ぼくも仕事上は「戦略」という言葉をめったに使わないのですが、それにはまた別の理由があります。「戦略」という言葉を使うと、主語が「お客さん」ではなく、「うちの会社」になってしまうからです。つまり、相手ではなく、自分たちを中心に考えるようになってしまうのですね。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年10月15日
「うちの会社の戦略」というのはよく聞きますが、「お客さん戦略」というのはほとんど聞きません。戦略という言葉が、どうしても自社を中心とした思考を展開してしまう概念だからだと思います。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年10月15日
しかし、すべてのビジネスはお客さんを獲得することで成立します。戦略なしでも成立する会社はごまんとありますが、お客さんなしで成立する会社は原理的にありえません。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年10月15日
お客さんからすれば、商品を売ってる会社のお家事情なんてどうでもいいはずです。その会社の戦略とか、経営資源とか、業界構造とか、心の底からどうでもよくて、そんなことより、よい商品をよいお値段で買えることのほうがはるかに重要です。というか、それしか興味ないです。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年10月15日
であるならば、一番大事なのは「お客さんはどんな商品を求めているんだろう?」というお客さん目線であって、「わが社の戦略はこうで、市場予測はこうで、業界動向はこうで、売上計画はこうだ」みたいな会社目線は、優先順位としてはその次になるはずです(ぼくはそう考えています)。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年10月15日
あと、「戦略」っていう言葉は抽象的だから便利なんですよね。本来は「選択と集中」「短期的損失を長期的利益で回収」といった別の言葉で考えるべきときでも、「戦略」って使っとけば意味が通っちゃう気がしますし。でも、そういうことをすると思考の精度が落ちるので、やらないようにしてます。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年10月15日
ちなみに白状すると、ここまでさんざん「お客さん」「お客さん」と連呼してきたぼくですが、普段は「お客さん」とはほとんど言わず、「ユーザー」と言っています。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年10月15日
WebでB to Cのビジネスをやっていると、ユーザーって呼んだほうがしっくり来るんですよね。「お客様」っていう他人様じゃなくて、自分と同じような「ユーザー」なんだって考えると、いろいろ想像しやすいので。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年10月15日
経営について
会社にとって最も重要なのは利益を出すこと。儲かっている会社はカネで大抵の問題が解決できるが、儲かっていない会社は大抵の問題が解決できない。会社で発生する問題の過半数は「儲かっていない」ことに起因する。これはぼくの長年の持論でもありますが、改めて痛感した次第です。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2012年10月27日
会社は頭から腐る、というのはつくづく正しい。会社が腐るのはトップと上層部が原因なんだから、中間管理職や現場の人間をいくら取り替えたところで何も変わらない。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2012年10月27日
人員もルールも増やさずに「シンプルであり続ける」のが理想形。人員を増やしてルールを増やして「複雑な組織と業務を苦労して管理してる」とほざくのは三流以下。人員を増やさないと売上が上がらないのはレバレッジが効かない労働集約作業をやってるだけ。それで本当にIT企業か。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2012年10月27日
勘違いされそうなのですが、ぼくは仕事上は、今も昔も「利益至上主義者」でございます。ただ、ユーザーを大切にしたほうが結局は利益金額が増えますし、長期的視点に立ったほうが最終的な利益金額も増える、ということを訴えているだけであります。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年12月22日
これは別に良識派ぶっているわけではなく、ユーザーを本質的に満足させない方法で課金させると、短期的には儲かっても、長期的にはアンチユーザーが積み上がって成長が鈍化してしまい、そのビジネスそのものの生涯利益みたいなものが減るだろうなと思うからです。
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2011年12月22日
Apple信者?
おめでとうございます!おめでとうございます!おめでとうございます!(信者) / アップル、歴史上最も時価総額の高い会社として名を残すことに! http://t.co/n5Om2hAo
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2012年8月20日
『Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学』、これはすばらしい本ですね。座右の書にしたいです。 http://t.co/810D5jtW
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2012年7月15日
日本のメーカーも、「大学中退して、LSDでラリって、違法な電話売って荒稼ぎして、セックスして子供できたけど結婚も認知もせず、会社クビにされて無職だった期間があります」みたいな経歴の人を社長にしたら、iPhoneとかiPadとか作れるようになるのかなぁ…。 #スティーブ・ジョブズ
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2012年8月23日
PCの時代が終わり、スマートフォンの時代が始まる。それを象徴する出来事のようです。 / ついにAppleはiPhone単独で、Microsoftの全てを追い抜いてしまった! http://t.co/nqAbJjyk
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2012年2月12日
Microsoftは「PCがずっと主役」「PCを死守すれば大丈夫」と侮っていたのがとてもいけない。iPhone登場からわずか4年で、PCは少数派に転落しました。 / 2011年スマートフォン出荷台数、初めてPCを上回る http://t.co/MmhxN9Sv
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2012年2月12日
とりあえず、Apple信者として一言。Microsoftざまあああああああぁぁぁwwwwwwww
— 大宮 光晶 / Hiroaki Omiya (@heroarchy) 2012年2月12日
関連リンク